2023年9月1日
34歳まで4か月と迫り、ようやく私は婚活を開始した。
平日金曜日だったその日、私はわざわざPCを担いで仕事に向かった。
今までまともな恋愛経験もないくせに、2023年中に相手を見つける!
と無謀な目標を掲げ、とりあえず婚活アプリは3つは登録しようと
冷暖房費節約の為、派遣社員の癖に図々しく朝早く出社して社内カフェの奥の席に陣取り登録作業を開始する。
登録したアプリは以下の四つ(仮名)
①有名結婚相談所が運営するアプリの「z」
②超有名マッチングアプリ「P」
③某有名金融系YOUTUBERが運営するオンラインコミュニティ「L]
④少し年齢層が高めだと噂のマッチングアプリ「M」
婚活アプリと言いながら婚活アプリではないものも交じっているが、「金銭感覚があっている人と出会いたい」「何ならついでに副業もしたい」
とのことなのである。
いつものようにほぼただ座っているだけの暇な勤務を終えて、帰宅途中の近所のファミレスへGO。
写真がとにかくろくなものがないが、とりあえず笑顔の写真を登録。
この時「Z」には、どう考えても微妙ななあと移りの写真を登録。
「P」にはちょっと離れて写っている自分ではまあまともかな?と思っている笑顔の写真を登録。
「L」では使い方に慣れるべく、近所の市のコミュニティに参加。
それから各婚活アプリのプロフィール欄を700文字程度で埋めた。
内容としては「子供がほしい」「早く結婚したい」「派遣社員である」「でも貯金等はしている」「恋愛経験ほぼ無し」との内容を登録。
年齢もどうしようもないが、派遣社員であることも後からバレるよりはいいだろうと真面目に書いておいた。
そしてぴこぴこ少しずつ届き始める相手から「いいね」のリアクション。
やったあ、33歳でも意外とリアクションあるじゃん!と初日から嬉しくなる。
何人かととりあえずマッチングして、さっそくやりとりを始めた。
「P」は会員数が多いだけあって初日から5名とマッチングできた。
「M」はしばらくすると半額クーポンが届くらしいので、その後本登録することにする。
「z」は、検索してみると登録している男性のほとんどが無料会員だった(無料会員はメッセージができない)ので、初日からやる気をなくした。
29歳~35歳の男性とぴこぴこやり取りを行って初日を終えた。
とりあえずやり始めたことに満足感を覚えた34歳まで後4か月の一日。